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プロ士業に必要な資金調達のための知識をまとめました。永久保存版です。これを知らずに「プロ」を名乗るべきではない、そのくらいの重要な内容です。 今まで【「借入れ」は悪、「無借金経営」が善】みたいに思ってましたが、この記事を読んで考えが180度、変わりました。もうすぐ法人一期目末を迎えますが、生き残り戦略として、参考にさせていて頂きます。小さい事務所ですが、法人の代表としての意識が欠落していたことに、気付かされました🙇 https://t.co/tt892uSUXN— 横内賢郎＿３冊出版＠行政書士法人スマートサイド代表＿東京都文京区小石川＿建設＋経審＋入札 (@Yokouchi_Kenro) June 18, 2022 https://twitter.com/fumihikomatsu/status/1538143952963899392?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1538143952963899392%7Ctwgr%5E8a55163d0a61e57160b80d971f9fe3fdde8113cd%7Ctwcon%5Es1_c10&amp;ref_url=https%3A%2F%2Fnote.com%2Fyokosukateruhisa%2Fn%2Fnd87316f0f702 https://twitter.com/Yutaka__Morita/status/1538155294689497089?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1538155294689497089%7Ctwgr%5E8a55163d0a61e57160b80d971f9fe3fdde8113cd%7Ctwcon%5Es1_c10&amp;ref_url=https%3A%2F%2Fnote.com%2Fyokosukateruhisa%2Fn%2Fnd87316f0f702 無借金経営こそ美しいと勘違いしている士業のなんと多いこと。ワタシも使うアテのない融資をせっせと返済中。金融機関との繋がりは意識して持つべき。 https://t.co/eyaujwYgRS— 水野誠也｜北アルプスHRTeam (@mizuno_masaya) June 18, 2022 https://twitter.com/nori83474632/status/1538241764188114944?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1538241764188114944%7Ctwgr%5E8a55163d0a61e57160b80d971f9fe3fdde8113cd%7Ctwcon%5Es1_c10&amp;ref_url=https%3A%2F%2Fnote.com%2Fyokosukateruhisa%2Fn%2Fnd87316f0f702 https://twitter.com/shin_0712_std/status/1538460756097654784?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1538460756097654784%7Ctwgr%5E8a55163d0a61e57160b80d971f9fe3fdde8113cd%7Ctwcon%5Es1_c10&amp;ref_url=https%3A%2F%2Fnote.com%2Fyokosukateruhisa%2Fn%2Fnd87316f0f702 ＊プロ士業のための”超”資金調達論 プロ士業としての「お金」のスタンス まず、前提となるスタンスです。いま起きている物価高や増税、そして円安などかつてないレベルの危機だってことは理解してますよね？ 平均的なことを言えば、給与は上がらないの物価が上がるという異常事態がいまの世の中です。 端的に言えば、「お金」の意識が高くなければ、会社も士業事務所も生き残れない。 変化っていうのはのんびり起きます。 2000年前後から始まったインターネット普及。2010年に生まれたスマホ。2022年にはWi-Fi環境に困らない社会。 歴史の教科書でのちに書かれるなら、1行か2行です。 「2000年頃からインターネットが普及し、人々はパソコンを通じて情報を手に入れることができるようになった。さらに、2010年頃にはスマートフォンが普及し始め、Wi-Fi環境が整い、人々はどこでもインターネットが可能になりました。」 くらいのもんです。この数行に20年。 変化ってのはゆっくりなんです。だから、お金の危機も緩やかに起きているから、なかなか自分ごとに感じられない。あとで自分の首締めるのにね。 だから、お金に強い士業は経営者に強く求められる。 そして、士業自身も自分の資金調達に強くなければ、自分自身も生き残っていけない。 お金のリテラシーを極限まで高めていく。 これが今後クライアントに対して必要なスタンスであり、あなた自身に必要なスタンスです。 私は言いましたからね。 いまからお金に強くなっていかなければ、本当に取り返しつかなくなります。 あなたも、あなたのお客も。 経営資源「お金」の正しい理解 次に、経営における「お金」と「借り入れ」について。 いまだに無借金経営を最高の経営と信じてやまない人がいますが、無借金経営は幻想です。 例えば、あなたの事務所が毎年数千万円、数億円の利益が出せる事務所なら無借金経営でも良いかもしれませんが（それでも私なら借りますが→後述）、まあ、普通に考えて無理でしょう。 そして、会社や事務所にお金があることは、経営の生命線です。 よく伝えてますが、お金があって潰れる会社はないんです。 コロナ禍の「コロナ融資」を振り返ればわかりますが、コロナ禍では信じられないくらい簡単に融資が下りた。 これは政府も金融機関もお金があれば、会社はなんとかなるということをよく理解しているからです。 自分のお金だろうと、借りたお金だろうと、お金があれば会社は潰れない。 これは事実です。 原点にして頂点みたいな話ですが、お金があること、というのは経営にとって最重要条件。 良い人材がいても、良い商品があっても、良いサービスが提供できても、お金がなければ会社は回りません。 だから、借りたお金であろうと、自分のお金であろうと、会社・事務所に現金がある。盤石の経営を考えれば、これは絶対条件なわけです。 「借り入れ」の誤解 借り入れそのものに抵抗ある人もいますが、これはもう経営者として勉強不足としか言えません。 一応解説しておきますが、金融機関からの借り入れは、闇金ウシジマくんみたいな世界じゃないわけですよ。 公庫や信用金庫から借りても金利は1-3％くらいのものだし、ノンバンクやキャッシングのような高い金利はありません。 例えば、200万円を借りて5年返済なら、毎月の返済額は4万円弱。 とても「追われる」ようなものでもないし、怖いものでもないんです。 繰り返しになりますが、重要なのは、会社・事務所にお金があることです。 もちろん、借りてすぐに全部使い込んでしまえば、そりゃ返済に困りますけど、私は借りて使い切れって言ったことはないです。 「借りて、置いておけ」 って言っているんです。もちろん、資金使途があっての借り入れなので、まったく使わないわけにはいかないのですが、 使い込まず口座に置いておき、 「現金を増やしていく」 ということに意味がある。 そう伝えているんです。 借りたお金から返していくわけですから、返済に困ることはありません。借りて借りて、会社・事務所の口座に現金を増やしていく。これが大事。 というと、 「借りて使わないんだったら、借りる意味なくないですか？」 って言われるんですけど、これも言い方悪いけど浅はか。 これも説明します。 高い残高水準を維持する 例えば、事務所の預金座高が100万円だったとしましょう。個人事務所であれば、自分だけが食べていくには十分な金額に見えます。 でも、 ・お客の入金が遅れた・お客に逃げられた・パソコンが壊れた・車が壊れた など、経営をしていれば突発的にお金の予定が狂うことはよくあるんです。100万円の売上を見越して、新しいパソコンを思い切って40万円くらいかけて買った。 でも、お客様からの入金がない…そして家賃や諸々の請求が来ている… ちょっと極端な例ですが、お金のトラブル、予定違いはよくあることです。この状況のときに、500万円を借り入れしていたらどうでしょう。 預金残高は600万円。数十万円程度の上下は怖くありません。 多少お客の入金が遅れてもビクともしないわけです。 入金が遅れても、これなら別の仕事を取りにいけばいいだけ。しかも、精神的な不安なしに。 このように、預金残高が多ければ高い水準で金額が推移することになります。これが、経営の安定であり、安心です。 「なるほど、じゃあ必要になったときに借り入れしにいけばいいのでは？」 というのも、勉強不足です。 借り入れは、ヤバくなってからは不可能 まあ、普通に考えればそのとおりです。お金がないから借りるというのは普通に考えとも言えます。 でも、経営的にはこれは間違い。 まず、金融機関は業績の悪い会社にお金を貸しません。当たり前ですが、ヤバい会社に貸しても返済されない恐れがあるからです。 つまり、矛盾するようですが、金融機関は業績の良い会社にお金を貸したいのです。 金融機関はお金を貸すことが商売。だから、きちんと回収できる先に貸したい。ということは、借りる側の業績が良くなければ、借りられないんです。赤字決算ではまず借りられない。事業計画や資金繰り表を提出するなどテクニックはありますが、黒字決算のスムーズさには到底かなわないわけです。 だから、業績が良いときに借りる。これが鉄則です。 なぜ、いますぐ借りるべきなのか？ 業績が良い会社は上記のとおり借り入れしやすい状態です。では、黒字決算が続いているなら、いつでも借りられるということになり、やはり将来その時期が来たら借りれば良いのでは？という意見もあります。 でも、これも金融機関との関係性なり「借りる」ということに対して勉強不足と言えます。 金融機関の立場から考えればよくわかると思いますが、いくら業績の良い会社であっても、取り引きのない会社にいきなり大金を貸すことってできますか？ やっぱり最初は「このくらいの金額から…」と信用状態を確認したいわけです。 そして、実際そうです。業績が良くても、最初は金額を抑えられることがほとんど。だから、将来的に売上がこのくらいあるから、この程度は借りられるだろうと算段しても、実際借りるときはびっくりするぐらい少額から取り引きが始まることも多いんです。 借りて、返す。 この返済実績があるからこそ、さらに高額の融資を実現できます。この実績って、今日明日とかじゃつくれないんです。 何年もかけて返済して、実績をつくる。その実績が信頼となり、さらに借りられる額は増えていきます。 何もしなければ、10年後に借りられる金額はいまと同じです。 返済実績を積んでいけば、10年後には自分の事務所の売上規模に見合わない額まで貸してもらえるかもしれない。こうした積み上げが重要なわけです。だから、いますぐ借りることが大事。 そして、この積み上げを複数の金融機関に増やしていきます。 なぜ、複数の金融機関との付き合いが重要なのか？ 1行で借ります。返し続けて実績をつくります。そうすれば、その金融機関でさらに借換ができます。 融資実行額は当然高くなっていきますが、借りてすぐに借換はできません。半年から1年くらいは最低でも返済する必要があります。となると、「借り入れしたいとき」に借り入れができないということもあるわけです。 そこで、他行を検討することになります。ここでも、 「借り入れをしている事務所・会社がまた別の金融機関から借りられるの？」 って質問が出ます。平たくいえば「借金のある会社・事務所がまた借金できるの？」ってことです。 できます。 というか、これも評価は同じで、借金があるという評価ではなく、 「他行で借りてきちんと返した実績がある」 と金融機関は考えるわけです。だから、1行で借りてきちんと返していれば他行からはあっさり借りられます。 これを複数の金融機関に増やしていくとどうなるか。複数の金融機関とのつながりをもつことによって、総額的な資金調達額が大きくなり、そして常にどこからかお金を借りられる状況になる、というわけです。 これは超盤石です。もう、お金の心配は要らないといえるほど。 どうでしょう。 あなたの事務所の状況はわかりませんし、規模も読者によってまちまちだと思いますが、事務所の預金残高に3000万円プラスされたら気持ちはどうでしょう。 だいぶ楽になると思うんですよね。この状況をつくり出すには、何年もかかります。早く始めれば始めるほど、この実績をつくることができます。 もうわかりますよね。 ・借りることの重要性・借り入れは黒字決算のときに行う・借り入れ実績が信頼を生む・借り入れ実績が複数の取り引き金融機関をつくる そして、貸し付けを決めるかどうかは、金融機関のみ。 つまり、金融機関を理解すれば、資金調達はかんたんで、もう悩むこともなくなるわけです。 だから、本来借りない理由なんてないんです。お金が必要かどうかもあまり関係ない。将来、潤沢な資金を確保するためにできるだけ早い段階からこの借入体制をつくっておく。 これが大事。 だからこそ、貸し付けを判断する金融機関のことをより理解するということが極めて重要だということです。 正直、パワーコンテンツジャパン株式会社は財務状況死ぬほど良いです。 でも、借り続けてます。 だってそれが将来の安定をつくりますからね。

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